danna labo. vol.3

Norifumi Abe in WGP500 SUZUKA

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Norick Abe

1996年のWGP500 日本GPのノリックこと阿部典史選手のイラスト

WGP500ccクラス通算3勝、YAMAHAワークスのエースライダーであった輝かしい経歴を持つ阿部 典史選手
1994年日本GPの衝撃デビューから、ノリックファンだけでなくロードレースを愛するファンが待ちわびた、 1996年日本GP WGP500ccクラス初優勝の瞬間です。
ウィニングランはillustrator、表彰台のノリックはphotoshopで制作。制作期間は2週間ほどです。

1994年、衝撃の世界GPデビューから10数年、ノリックの存在は私達ロードレースファンの心に刻まれた、目映い光だったような気がします。フラッシュの様な衝撃と目映さ、そしてあっという間の出来事。

また、ノリックは多くのライダーとは多少異なる存在だったように思えます。
多くのライダーは、我々が存在する次元とは異なる大きな壁にチャレンシしていき、その存在に私達は憧れる。
ノリックももちろんそうでしたが、私達の期待や夢を、私達の次元も含めて実現してくれるような存在であるかの様。 とても身近な存在で、もう一人の私達と形容すべきでしょうか。
世界で僅かしか選ばれないメンバーと、300km/hを超えるスピードの中で世界一を目指すバトルを繰り広げる中でも、 ノリックが走り、表彰台の中央で喜ぶ姿は、私達が日々こうありたい、こういう風にできたらという願望を実現してくれている様な存在でした。
彼のつらい時、嬉しい時は私達もつらく、また嬉しい。私達がつらい時、嬉しい時は、また彼も同じ様に感じ取ってくれた様な気がします。

あっという間に駆け抜けた32年。私達の気持ちを代弁し行動してくれたノリックはいなくなりました。
彼の代わりとなるライダーが現れるのを待つのか。それとも私達が行動を起こすのか。。。

区切り

Norick Abe is a greatest Japanese road race rider.
His riding impress us, and is deeply in our mind.
He got 3 win (1996 Japanese GP, 1998 Rio GP, and 2000 Japanese GP ) in WGP500.
We'll remember his existence and his smile, forever.