danna labo. vol.3

RGVγ & Noriyasu Numata 2

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Noriyasu Numata

RGVγ&沼田憲保選手のイラスト第2段。Adobe Illustrator、Photoshopで作成。

イラスト作成の背景は5/13の記事で紹介した通りです。
今回は全日本時代の沼田憲保選手のイラスト。人物はPhotoshopの塗りで、沼田選手+γはIllustratorで作成。
ほんとはマシンの背景も描こうと思ったんですが、現実感から少々解離させるために、あえて背景を白にしました。
photoshopでの人物描写は、塗りを丁寧に重ねていく感じで描いています。

今回は一応1996年の沼田選手をイラストにしています。
1996年の全日本はヤマハの芳賀健輔選手との一騎打ちでしたが、レース展開として沼田選手が先行し終盤の混戦で芳賀選手、加藤選手、沼田選手の3選手の誰かがTOPでチェッカーを受ける流れが多く、チャンピオンシップも混戦でした。
沼田選手のポディウムでの表情をイラストにしていますが、この表情も2位というポジションで歯がゆい思いをしている時のものです。

γに対する思い入れもありますが、沼田選手は今でも全日本で走られていますので、今度はST600クラスでの沼田選手を描こうかな〜


加藤大治郎 in WGP250 SUZUKA

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Daijiro Kato

2000年のWGP日本GP 250ccで優勝した加藤大治郎選手です。

一応バイク好きを自称していながら、このサイトであまりバイクの絵を掲載していないので、イラストを追加。 基本的にトレースベースなのですが、背景もillustratorで作成。ぼかしは、photoshopでレイヤーマスクで透明度をかえたグラデを適用し、 遠近感を出してます。

区切り

加藤選手は将来がとても期待された、非常に才能豊かな選手です。私が好きな沼田憲保選手とも、全日本のタイトルを廻り熾烈なバトルを繰り広げ、 沼田選手がアリー・モレナー・レーシングからWGPに参戦した年に全日本チャンプに輝いています。

全日本で加藤選手の走りをよく見ていましたが、転倒が多少多かったものの、一発の速さとその速さを持続させる才能は、当時(現在も)の日本人ライダーが持っていない才能だったと思います。
WGP250ccクラスでは、原田哲也選手に続きWorldチャンピオンに輝き、WGPの最高峰でもチャンプ争いができるライダーと期待しましたが、 2003年の日本GPの130R立ち上がりでクラッシュし、26歳の若さで亡くなり、非常にショックを受けた事を今でも覚えています。
イタリアでは彼の名前が付けられた通りがあるほど、実力と人気を兼ね備えたライダーであっただけに、26歳という年齢での結末に、 WGPの1ファンとしてとても悔しい思いです。そのような懐古の念も含めて、2000年AXOホンダ・グレシーニで鈴鹿で優勝した加藤選手を描いてみました。

区切り

参考までに彼のWGPでの成績(一部全日本含む)を以下に紹介します。
1996年:全日本ロードレース選手権GP250ccクラス 2位
1997年:全日本ロードレース選手権GP250ccクラス チャンピオン
1998年:全日本ロードレース選手権GP250ccクラス 8位
1999年:全日本ロードレース選手権GP250ccクラス 2位
2000年:ロードレース世界選手権GP250ccクラス 3位(AXOホンダ・グレシーニ)
2001年:ロードレース世界選手権GP250ccクラス チャンピオン
2002年:ロードレース世界選手権MotoGPクラス 7位
2003年:ロードレース世界選手権MotoGPクラス参戦
第1戦日本GPでのクラッシュの後、4月20日に逝去


BAR Honda 007

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BAR Honda 007

BAR Honda 007のイラスト。Adobe Illustratorで作成。

2005年のモーターショーで撮った写真が残ってたので、イラストに起こしたものがこれ。
Formula Oneカーで、一番好きなアングルからのイラストです。サイドポンツーンからリアウイングまでの曲線がとても魅力的です。

本当は背景なりを描きたかったのですが、先のibook HDD異常事件の予兆というか、昨年11月にHDDがクラッシュした際、元のaiデータを紛失しjpgデータしか残ってなかったので、マシンだけのイラストになります。
この年のBAR Hondaは前年の活躍からはほど遠い結果に終わってしまい、いわば失敗作になってしまったマシンです。ただ、このイラストには描かれていませんが、フロントウィングの形状は個人的に好きな形です。
ちなみに、この年のBAR Hondaの結果は、
表彰台:2回(3位2回)
4位:1回
5位:4回
7位:1回
8位:3回(バトン選手2回、琢磨選手1回)
で、コンストラクターズ38ptの6位(7位のレッドブルと2ポイント差)という散々なものでした。
RA107は空力的に攻めているマシンですので、がんばってほしいものです。